試合の主導権を握り続けたタカギ北九州ウォーターウェーブが、5月12日以来の勝利を挙げた。タカギ北九州は2回裏、この日5番に起用された工藤真依が、大垣ミナモの先発・中山日菜子から左翼ポール際へ先制のソロ本塁打を放ち先制すると、3回裏にも1番・山根悠夏、2番・柏坂志帆、3番・兼平真咲の上位打線がヒットと四球で満塁のチャンスを作り、4番・樋口菜美が左前へ適時打を放って追加点を挙げた。4回裏にも、細野摩なの内野安打から1死二、三塁と矢継ぎ早に大垣ミナモを攻めるタカギは、柏坂がヒットエンドランを決めて加点して試合を支配し続けた。投げては先発・今村みなみが、丁寧に打たせて取る投球を見せて完封勝利。リーグ戦初采配となった大垣ミナモの須藤麻里子監督は、中山から三堀茉莉愛、サマンサ・ショーと早めの継投で失点を最小に留めたが、打線が期待に応えられず監督初勝利はお預けとなった。>>>詳しくはこちら